お茶会

秋も深まり、朝夕の寒さが身に堪えるようになってまいりました。
今年は寒くなるのが早いです。

 
先日、西宮神社のお茶会にいきました。

 


神社の境内は広くて、ほぼ中央あたりでしょうか、
参道の横に平屋建の茶室が奥ゆかしく佇んであります。

 

がらり戸を開けて待合に入り、

 

床を拝見、

美味しそうに描かれた「蕪の絵」の色紙が掛けられていました。

 

   -待合掛物 竹内栖鳳筆 蕪の絵色紙ー

 


本席では、

「だいこんの絵」のお茶碗が出され、ますます寒くなってゆく。


   -黒楽、替サツマ焼、九谷焼 の趣あるお茶碗の中に
     丸々太った美味しそうな「だいこん」が描かれた楽しい茶碗ー

 

 

季節を絵で楽しませてくれました。
 
菓子、淡い紫で冬の寒さをイメージした「初霜」ー桔梗堂製ー
 
冬がもう間近ですよと言う、季節の移りゆくさまを

お茶をいただきながら感じました。

 


 

心温まるお茶会でした。